2011年03月09日

イヴァン・クパーラ(4)

ズドラーストヴィーチェ!(こんにちは!)
カーク・ウ・ヴァース・ディラー?(ごきげんいかがですか〜?)

さ〜〜て、前回も、私ヤクーニンが最も愛するロシアン・ポップスのグループ、「イヴァン・クパーラ」の曲をご紹介しましたが、いかがでしたか?
今回は、細かいことはあまりぐたぐた言わず、彼らの貴重な野外コンサートのライブ映像をた〜〜っぷり堪能していただきたいと思います。

…という前に、うれしいお知らせですわーい(嬉しい顔)
以前、私ヤクーニンも予期せず、少なからぬ日本のみなさまに衝撃的な印象を与えたであろう「ヴィタス」特集のブログをご覧くださったかたから、つい最近、すばらしいコメントをいただきました。
それは、「VITASの部屋」というサイトを長年管理されている石川了さんです。
(くわしい内容は、コメント欄をご参照くださいませ!)
このサイトは、その名の通り、VITASの魅力を、日本のVITASファンに毎日発信し続けている、とっても熱〜〜い、素晴らしいサイトです。
こちら→http://tieba.baidu.jp/f/VITAS

光栄なことに、このまさに、だれも知らない、「だれも知らないロシアン・ポップスの魅力」もサイト内で紹介くださいました!
ありがとうございます!! スパシーヴァ・バリショイ!
私たちに共通するのはただ一点、だれも知らない「ロシアン・ポップス」の魅力を、広く日本人に知らしめる!という熱い思いであります。
みなさん、どーぞ、よろしくよろしくお願いいたします!


さ〜〜て、今回の本題に戻りましょう。

これから紹介するイヴァン・クパーラのコンサート。
実は、な、な、なんと、北海道から目とまつ毛の先にある、旧樺太、サハリン最南端のコルサコフという田舎町で、2005年に行われたものであります!!
(私ヤクーニンも、以前、このサハリンの首都、ユジノ・サハリンスクに滞在したことがあるので、なんというか、非常に感慨深いです)

っとその前に…。
前回のテーマ、ロシアン・バブーリャの偉大さの続きとして、純正ロシアン・バブーリャのグループの超かわいい黒ハート映像!をご紹介しておきましょう。

これは、モスクワのコンサートに、ブラノフというロシアの田舎から来た、アマチュア6人組のバブーリャたちのグループ、その名も「ブラノフのおばあちゃんたち」が登場した映像です。
(実は、この「ブラノフのおばあちゃんたち」、アマチュアとはいっても驚くべきグループです。それは、あとの回で取り上げるつもりです)

ド田舎の素人合唱集団、バブーリャ6人組が、大都会モスクワのポップ・コンサートに出場して民謡を歌うのですが、まず素晴らしいのは、この歌がとってもポップ!
そして何よりも、バブーリャたちが、めっちゃくっちゃ可愛い〜〜〜〜!!!

曲のタイトルは書いてないのでわかりません。歌詞もよくわかりません。
(ロシア人にとっても、曲名なんて関係ないんでしょう。つまり、当のロシア人も、このバブーリャたちがめちゃくちゃ可愛いと思ってるだけなんです)
バブーリャが、いかにみんなから愛される存在か。単に映像を見てわかってもらえれば、それでOKです。



か、かわい〜〜〜い!
バブーリャたち、出場前の控え室の鏡の前で、うら若き女性のように、うれしそ〜〜に自分を見つめちゃったりしてます。
なんと、わら(より正確にいうと、木の皮)で編んだ靴をはいてます!!!

さてパフォーマンスが始まっても、バブーリャたち、み〜〜んな明るいです。全然緊張してません。まさに天真爛漫ぴかぴか(新しい)
失うものはな〜〜んにもありません! 何のおかまいもなく、その巨体をゆ〜〜らゆ〜〜ら揺らして踊っちゃってます!
大都会モスクワのコンサート会場の、満員の観客の前でも、ぜ〜〜んぜん臆することなく、心から楽しそうにのびのびと歌ってます。すごいです、まさに、純正田舎ロシアン・バブーリャのエネルギー全開ですグッド(上向き矢印)

音楽のリズムも、な〜〜〜んと、2分の1拍子!!
(4分の2拍子ではありませんよ! バブーリャたちのリズムの取り方をよーく見てください。いーち、にー、いーち、にー、でリズムを取ってますね〜)
そして、歌が始まってから、感動した観客から、すぐに2分の1拍子の手拍子が始まっちゃいます!

何より感動的なのは、途中、一番ちびちゃんバブーリャが、演奏にあわせて踊る場面がありますが、微妙に、リズムとずれちゃったりしてます。
なんてったって、これが、か、か、かっわい〜〜〜〜い!

観客、特に若者なんかは、もう、拍手喝采総立ち状態、完璧に感激しちゃってます!
しつこいようですが、それくらい、ロシアでは、バブーリャは万人から絶対的に愛される対象なのです。
(途中、あのロシアン・ポップス界の重鎮、イーゴリ・クルトイも、感慨深げに見入っちゃってましたね)


さ〜て、バブーリャ・パワーに興奮冷めやらぬうちに、次は早速イヴァン・クパーラの超貴重なライブ映像をがんがんご紹介しましょう!

まず、最初の曲は、「ヴィエーリク・ディエーニ」(お祝いの日)。
歌詞ですが、民謡なので、例によって非常に単純な内容です。

----------------------------------------------------------------
もうすぐ楽しいお祝いの日! でもおいらには、
重くて粗末な皮の上着しか着るもんがない
もうすぐ楽しいお祝いの日! でもおいらには、
へそが出るほど短いぼろシャツしか着るもんがない

なあ、心配すんなって。さあ、一緒に祭りへ繰り出そうぜ!
村中のバイオリン弾きもおおぜいやってくるし。

もうすぐ楽しいお祝いの日! でもおいらには、
わら靴しか履いてくもんがない

なあ、心配すんなって。さあ、一緒に祭りへ繰り出そうぜ!
村中のバイオリン弾きも、大道芸人もやってくる。
なんたって、あのかわいいダリヤやマリヤにも会えるんだから!
----------------------------------------------------------------


このクリップでは、彼らのライブ演奏もさることながら、ときおり挿入される観客たちの映像から、ロシアの田舎町がいったいどんな雰囲気で、どんな人たちが暮らしているのかにぜひご注目ください。
ひと言申し上げておきますが、このコンサートが行われたのは、20〜30年前なんかではなく、ほんの5年くらい前の2005年ということです。(な、なんと、21世紀ですよ〜っっっあせあせ(飛び散る汗)
では、いってみまひょ〜っ!!



いや〜〜、相変わらず、いい味出してますね〜〜、イヴァン・クパーラ!

舞台なんか、ほとんど手作りです。
ステージの後ろは薄い板を張りあわせただけ。しかも、描かれてるのは手書きの絵です!
まるで、小学校の学芸会のステージみたいです…(汗)

そして、しかと見ましたか? ロシアの田舎町の人々の、この不思議な雰囲気!!

「いったいどこの店で売ってるの?」みたいな、不思議な色のワンピースや、昭和30年代のメリヤス(?)風の薄着を着ている女性、不思議な髪型の女性もいます。
こんなコンサートなんて、めったに開催されないんでしょう。
赤ん坊や小さな子どもから、おじいちゃん、おばあちゃんまで、とにかく着のみ着のままのかっこうで、村中総出で見に来ちゃってます!

そうです。
これ、ほとんど村祭り!状態です…。
まさに、上に紹介したこの曲の歌詞、そんま〜〜んまみたいな感じですね〜〜。

昭和30年代生まれの私ヤクーニンは、小さいころそのまんまの雰囲気を見て、ほとんど懐かしさのあまり、涙が出てきちゃいます...たらーっ(汗)

では間髪入れず、次の曲、いってみましょう!
曲名は「ヴ ローシェ」(木立のなかは)。
歌詞はこんな感じ。
----------------------------------------------------------------
農地を耕すお百姓さん、
見ると、お日さまはもう空の高いところ。
でもだれもお昼の弁当を持ってきてくれない。
腹ぺこのお百姓さん、
夕方、荷車に農具を乗せて家に帰ります。

家の中庭に入ると、かみさんがやってきた。
「ああ、かわいいおまえ、どうしてお昼を持ってきてくれなかったんだい?」
「ごめんなさい。きょうは一日、体の具合がよくなかったの…」

赤い実のなる、こんもりとした木立のなかは
暗くて、なんにも見えない。
ここでは小鳥も歌わない。
----------------------------------------------------------------

だから、どうした? みたいな内容の歌詞ですが、それはさておき、さ、どうぞっ〜〜!!



イヴァン・クパーラの、いかにも素朴な音楽の魅力は相変わらずすばらしいですね〜〜!
でも、さあ、観客の様子、どうです?? 

はい。
民族の血が、ほとんどぐちゃぐちゃに混ざっちゃってます!
金髪のロシア系もいれば、黒髪のアジア系もいます。
黒髪アジア系のおとうさんが肩車してる小さな娘は、ほとんど金髪です。
(つまり、奥さんは間違いなく、ブロンド・ロシア系です! どちらかが黒髪でも、片方がブロンドだと、こういう生物学的特徴が非常によく表れます)
これが、ロシアの(特に田舎の)ごく当たり前の姿、つまり、本当の姿なんですね〜!

そして、群衆の真ん中にいた、ちょっと大相撲のバルト似のおまわりさん!
いいですね〜〜、なんだか、むか〜しの日本の田舎にもこんな純朴な、見るからに人のよさそうなおまわりさん、いましたよね〜!(って知るわけないか…>_<…)
おそらくは、会場の警護のためにここに立っているのでしょうが、完全に「観衆」のひとりになっちゃってます!
(さすが、ロシアの撮影クルーも、このいかにもロシアの田舎の風情を、見逃すことなくカメラに納めてます。えらい!!)

それと、群衆の後ろのほうでは、煙が出てるのが見えます。
これ、コンサート会場で、だれかが好き勝手にバーベキューしちゃってるんですね。
たぶん、シャシリークといって、羊の肉のかたまりを串刺しにしたロシア南部特有の、スパイシーな焼き肉料理です。(これがまた、とっても美味しいんです!)

はい。
現代の日本人から見れば、完全に「異空間!」です…。(@_@;)


 ・・・次回につづく
posted by クミートリー・ヤクーニン at 00:00 | Comment(1) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。