2012年04月26日

グリュコーザ(2)

ズドラーストヴィーチェ!(こんにちは!)
ウ・ヴァース・フショー・ハラショー?
(あなたの人生、すべて順調ですか〜?)

ああ! 更新をサボっているうちに、いつのまにか2012年をむかえ、3.11大震災の一周年がすぎ、桜が咲き、ゴールデンウィークが来るまでにいたってしまいましたが、みなさん、おかわりありませんか〜っ!

さて、ここで問題です。
前回の更新のあと、ここまで長きにわたって、わたくしヤクーニンが、当ブログの更新をサボった理由…。それは、次の9択うち、いったいどれでしょう!?

 @大病をわずらって長期入院していた(涙)
 A仕事があまりにいそがしすぎて、更新どころではなかった(涙)
 B更新するネタがなくなった(涙)
 C更新する意欲がなくなった(涙)
 D会社をクビにされた(汗)
 E会社がツブれた…(大汗)
 FロシアのKGBから手入れが入った(もっと大汗)
 Gプーチンからおどされた(さらに大汗)
 Hいっそのこと、大好きなロシアに移住してしまった…(笑!)

え、ええい、いいかげんにせいッ!!

はい、その答えは……………、
A、でありました!

ほんとうに、仕事があまりにいそがしすきた、のです。
「そんなこと、聞きたくもないわ!」という声が、どうもソメイヨシノの桜ふぶきのように激しくふりそそいでいるようなので、わたくしの弁解はいいかげん、ここらで終わりにいたしまして…。

っと、ところで、今年は辰(たつ)年! みなさんは、「干支」を気にするのは日本や中国だけの習慣とお思いかもしれません。
が、なんと!
実はロシアの一般庶民も、東洋のホロスコープである「干支」のことはよ〜〜〜〜く知っているのです。

もちろん、基本的にロシアの人たちが気にかけるのは、西洋のホロスコープです。
でもロシアでは、ごくふつうの、かりに若い人同士であっても、「気をつけなさい。私の“干支”はヘビ年なのよ。へたなことすると、あとで…」とか、「ぼく、こう見えても実はひつじ年でおとなしいんです…。だからさあ、ぼくとさあ、今度さあ…」という日常会話をします。

で、ロシア語では、干支のことを、「キタイスキー・ガラスコープ」(超便利インスタントだしの素「ガラスープ」ではありません。「中国のホロスコープ」という意味です)と呼びます。
ちなみに、辰=龍のことですが、ロシア語では英語の発音に近く、「ドラコン」なんて言います。 は、はい。ミニミニ・ロシア語講座はこの辺にして、ひさしぶりに、前回の続き、いってみましょうっ!!

ちなみに、前回のグリュコーザのこと覚えてらっしゃいますか?
覚えてるわけねーだろーッ!とお怒りのかた(ほとんど全員)は、とりあえず、前回のブログをご参照しておさらいいただくとして…。

ふ〜っふっふっふふふふふふふふ…。
今回は、ついに!
かのグリュコーザの驚くべき正体をご紹介いたすことといたしましょう。 きっと、ミュージック・クリップの主人公同様、歌っている本人もブ細工だから、アニメのクリップしか作らないんだろうって、ロシアン若者女子男子のだれもが思い始めた矢先、グリュコーザはついにその驚くべき正体を、全ロシアに披露しちゃいます。 では、その記念すべききっかけとなった注目のクリップ、早速いってみましょう! 曲名は、「タンツーイ・ラシーヤ」(踊れ、ロシア!)です。
まずは歌詞から。
-------------------------------------------------
ロシアの女子は フツーの子
高価なイヤリングなんか持ってない
でも、とってもかわいいの
なんなら、上から下までじっくり見てごらん

さあ、このロシアの女子のために
踊れ、ロシア! 泣き叫べ、ヨーロッパ!
こんなにかわいいおしりがどこにある?
踊れ、ロシア! 泣き叫べ、ヨーロッパ!
わたしのこんなにかわいいおしりが どこにある?

成り金の連中だって黙っちゃいない
ごくフツーの女の子だけど
わたしの足元には、100万本のバラ
高価なイヤリングなんか持ってない
でも、とってもかわいいの

踊れ、ロシア! 泣き叫べ、ヨーロッパ!
わたしのこんなにかわいいおしりが どこにある?
-------------------------------------------------


では、驚愕のクリップ、どうぞご覧あれ!!


あ、あ、ああああああ〜〜ッ! う、う、ううううっっっ、うそつきぃ〜〜〜〜〜ッ! という叫びが聞こえて来るような来ないような…。
そうなんです。 このグリュコーザの、「ひょっとしてチョーぶ細工なんじゃないの!?」的疑いチョー濃厚だった女性ボーカリストは、実はあのビデオクリップのアニメの主人公とは180度、540度、900度、1260度、1620度、1980度(以下、180度×(2n+1)倍。n>6)正反対の、と、と、と、とんでもなく、めちゃかわゆくてチャーミング、しかも純正ブロンド、真っ青な瞳、そしてセクシ〜〜ッ、スタバツ!(=スタイルばつぐん!)、カンプロ!(=完璧なプロポーション!)の女子だったのでありました!!

もういきなり冒頭から、モンロー真ッつぁお、惜しげもなく、やわらかそ〜なプリプリおしりをふりふり…。ああ、これじゃまるで、われら日本が誇る、クレヨンしんちゃんそのものじゃ、あ〜りませんか!

そうなんです、フェルナンデス。
このクリップが流れるやいなや、ロシアの若者女子男子、いやロシア全土が、あの1917年のロシア革命に匹敵するごとくに大震撼し、巨大な衝撃を受けたのは当然のなりゆきでありました。

しかし、このグリュコーザの正体が、実は例の「ブ細工少女」とはカンペキ裏腹のチョー美女だと判明したにもかかわらず、その人気は下がるどころか、さらに一気に右肩上がりで急上昇したのです。

なぜ…?! それは、彼女の性格が、とってもチャーミングで柔らかくて、ほんのりあったかくて、ふかふかで、心底いやされるようにやさしくて、芸能人(特に日本でみられるような)特有の「ツン!」としたプライド臭もまったくない、自然体そのものだったからなのです。

というわけで、ロシアの若者女子男子だけでなく、彼女はあらゆるロシア人(口うるさい中年おばちゃん、例のおデブおばあちゃん(バブーリャでしたね)、ぎとぎとに脂ぎったスケベおやじ、朽ち果てる寸前のおじいちゃんまで)にガンガン好かれていきます。

ちなみにこのクリップが秀逸なのは、冒頭と途中何回かと、最後にTシャツ一丁パンツ一丁で現れる、いかにもアル中の、ロクに仕事もしてそうにない、家事なんか絶対に手伝わない、鼻くそほじくりクリクリテレビを見てる、まさにどーしよーもない、ロシアの典型的グータラ亭主(はい。そのまんま私です。そして、あなたでもあります)が登場することなんですね。

う〜〜、いいですね〜〜。めちゃくちゃいい味出してますね〜〜〜。 しかも、クリップの最後で、くだんのグータラ亭主を文句たらたら怒鳴りつける、むかし日本でもおなじみだった、あのずやずやだぼだぼのメリヤスおばちゃん下着を着て、もはや女の恥じらいはどこへやら、髪の毛にカール巻き巻きのすっぴんで現れる、これまたいかにもロシアっぽいおっかさんが、最高です(はい、これもひょっとしたら、あなたかもしれません…)。

「あんた、お酒の空きビン、まだゴミに出してないじゃないのよっ!」
「うるせ〜ってんだい、ほら、さっさと、おれの靴下洗濯しろいっ!」
クリップ最後の部分、ああ、結婚当初の甘〜〜い仲むつまじさはどこへやら、いつのまにやら生活臭がプンプン臭っちゃう日常に交わされる会話は、日本もロシアも変わらないのであります…(汗)。

そして! このおっかさん。実は、な、な、な〜〜んと、グリュコーザ本人なのであります!!

ちなみに、これまで彼女のことを「グリュコーザ」と呼んできましたが、これは、グループ名でもあったり、彼女自身のことを指したりします。 でも、彼女の本当の名前は、ナターリャ・イオーノヴァ(略して、ナターシャ、あるいはナターシチカ)。

さて、ナターシャはダンスがめっちゃくちゃセクシーでうまいことも、彼女の人気沸騰の理由です。 むかしむかしの大むかし、このブログで書いたことがありますが、ロシアのポップ・アーティストたちは、一般的に、めったなことでは特別な振りつけを練習して踊ったりなんかしません。

日本のアイドル・グループが、プロの振りつけ師に死の特訓を受けて、ようやくそこそこかっこよく踊れるようになる、みたいなことはまずありません。
もともと生まれつき、ダンスがめちゃくちゃうまいので、振りつけ師が振りつけする必要がないんですね。
だから、み〜〜んな自分のセンスで即興的に踊っちゃいます。
変な話、ロシアの女性アーティストたちのほとんどは、あのマドンナやレディー・ガガなんかより、はるかにダンスの才能がある!とわたしは思ってます。

さ〜て、彼女がいかにダンス上手か、その一端を、同じ「タンツーイ・ラシーヤ」(踊れ、ロシア!)のスタジオ・ライブ・バージョンでお見せしましょう。
では、ど、ど〜〜ぞ〜〜っっっ!



どうです? ちょうどいい大きさの(こらっ!)、柔らかそうな(こらこらっ!)ぷりぷりお尻をふりふり〜〜〜っ、くびれた腰ふりふり〜〜っ(こらこらこらっ!)、上半身と下半身がぜんぜん別ものみたいに、くねくね〜〜っと動いちゃったりなんかして、ほんと、セクスィ〜〜!って思いませんか!(ただの、スケベおやじ…。) くりかえしますが、これくらいのダンスは、ごくごくフツーのロシアの若い女子たちは平気で踊っちゃいます!(いや、もっとすごかったりする…。ああ、おそロシヤ〜〜っ!)

・・・次回につづく
posted by クミートリー・ヤクーニン at 00:00 | Comment(1) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ロシアン・ポップスの魅力、知らない世界が見えて面白いです〜♪
ナターシャ・・・めちゃ可愛い、、やっぱロシア人の女性って綺麗ですね!
それにしても、ダンスが上手で、必死さがなくて純粋に見てて楽しかったです!
Posted by 森のくまさん at 2012年05月09日 04:13
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